2023 年 1 月 24 日、センコーアドバンス株式会社の米国子会社であるSENKO Advanced Components, Inc*¹（本社：マサチューセッツ州ハドソン、以下「SENKO」） は、米国のUS Conec社（以下「USC社」）が 製造販売するMDC*² および MMC*³ コネクタとアダプタ製品がSENKOの保有する特許を侵害したとして、米国デラウェア州の連邦裁判所に訴訟を提起致しました。

SENKO は、業界で最も広範な VSFF*⁴ 製品群を開発するため、多大な時間と資源を投入して参りました。現在、この技術をカバーする 70 以上の VSFF 関連特許を取得するに至っており、さらに多くの特許を申請中です。VSFF 関連の製品ポートフォリオを構築するための投資という観点から、その貴重な知的財産を保護するための措置を講じる必要があると考え、今回の訴訟提起を行ったものです。

本訴訟においてSENKOは、USC社がSENKOが持つ7つの特許を侵害していると主張しており、今後も侵害が継続することを憂慮しています。これらの特許は、特にコネクタのラッチ構造、アダプタの構造、極性変更などを対象としています。

訴訟内容、訴状はこちらをご参照ください
https://www.senko.com/wp-content/uploads/2023/01/Case-No_23-cv-00083.pdf

英文によるプレスリリースはこちらをご参照ください
https://www.senko.com/senko-files-patent-infringement-suit-against-us-conec/

【提訴の概要】
提訴日 ： 2023年1月24日(現地時間)
提訴先 ： 米国　デラウェア州　連邦地方裁判所
原告 ： SENKO Advanced Components, Inc
被告 ： US Conec, Ltd
提訴内容： USC社が 製造販売するMDCおよび MMCコネクタとアダプタ製品が、SENKOの保有する以下の特許（米国特許番号11,307,369、11,333,836、11,340,413、11,415,760、10,191,230、11,181,701および11,061,190）を侵害したとして、訴えを起こしました。

＊¹ SENKO Advanced Components （SENKO）は、株式会社センコーアドバンスの100％子会社です。1990年代に米国で法人化されて以来、世界中に 16 の関係会社拠点と製造委託先を持つに至り、高い商品設計能力と、製造－機能評価－販売を一貫体制で行うグローバルネットワークを持つことから、光ファイバーの「相互接続ソリューション」のスペシャリストの一社として内外から高い評価を得ています。www.senko.com　
＊²USC社が製造販売する次世代型超小型二芯光コネクタ
＊³USC社が製造販売する次世代型超小型多芯コネクタ
＊⁴次世代型の超小型フォームファクタコネクターの総称

【お問い合わせ先】
センコーアドバンス株式会社
オプティカルコミュニケーション事業本部